こんにちは、しおりです。
ここ最近、明らかに自然災害が増えていませんか?
大雨で河川が氾濫して土砂災害を引き起こしたり、台風による暴風でビルが崩れたり。
地震なんてしょっちゅう。
だけど不思議なことに、こんなに自然災害が頻発しているにも関わらず防災意識の低い人が多い気がします。
やらなきゃいけないのは分かってるけど、ついつい後回しにしてしまうんですよね。
たまに「うちの地域は地盤が強いから大丈夫」「近くに山や川がないから台風がきても土砂災害の心配はない」とか聞きますが、いきなり明日大雨が降って停電生活を余儀無くされる可能性もありますからね。
ここは災害大国日本。
どこに住んでいても「備え」はマストです。
ということで今回の記事では、
- 災害に対する家庭での基本対策
- 経験者の声から学ぶ災害対策のポイント
について紹介します。
この記事を読むことで災害対策をするキッカケを作れたら幸いです。
災害に対する家庭での基本対策5つ!
まずは、災害の基本対策について紹介します。
災害の基本対策
- 家具の置き方を工夫する
- 食料・飲料を備蓄する
- 非常用持ち出しバックを準備する
- 家族の安否確認方法を決める
- 避難場所や避難経路を確認する
参照元:首相官邸HP
家具の置き方を工夫する
大きい地震が起こると家具は倒れたり吹っ飛んだりします。
電子レンジや食器が宙を飛び、衣装棚が歩き始めるなんてことが起きるそうです。
とても危険なのであらかじめ転倒防止のための対策をしておきましょう。
ポイント
- 家具を壁に固定する
- 寝室や子供部屋の家具は最小限にしておく
- 家具が倒れたときに出入り口をふさがないよう配置を工夫する
- 手の届くところに懐中電灯・スリッパ・ホイッスルを準備しておく
食料・飲料を備蓄する
ライフライン(電気・ガス・水道)が止まったときに備えて、普段から飲み物や保存の効く食べ物を備蓄しておくのがポイントです。
ポイント
- 飲料水・非常食を3日分準備しておく
- トイレットペーパー、ティッシュ、マッチ、ろうそく、カセットコンロなど生活用品を準備しておく
- 飲料水とは別にトイレを流したりするための生活用水を備えておく(ポリタンクに水道水を入れておく、お風呂の水を張っておくなど)
非常食を揃えたい場合は、アットレスキューが有名です。
非常用持ち出しバックを準備する
避難しなければいけないときに備えて、持ち出しバックを準備しておきましょう。
ポイント
- 飲料水、食料品(カップ麺、缶詰など)
- 貴重品(預金通帳、現金など)
- ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
- 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯の充電器
- 衣類、下着、毛布、タオル
- 洗面用具、使い捨てカイロ、ウエットティッシュ、携帯トイレ
- 赤ちゃんがいる場合はミルク、紙おむつ、哺乳瓶など
漏れのないようにチェックリスト(災害の「備え」チェックリスト)を活用しましょう!
防災バックの準備は時間と手間がかかるので、どうしてもめんどくさかったら防災セットを買っちゃうのもアリですね。
家族の安否確認方法を決める
家族が別の場所にいるとき、どうやってお互いの安否確認をするか決めておきましょう。
通信事業者が提供する災害時の安否確認サービス
実家が離れている場合は、実家に住む家族とも話し合っておきましょう!
避難場所や避難経路を確認する
いざ災害が起きたときに慌てず冷静な行動がとれるように、事前に避難場所や避難経路を確認しておきましょう!
避難場所を探す
被災経験者の声から学ぶ
ここからは、被災経験者の声から災害対策のポイントを整理したので紹介します。
被災経験者から聞いた災害対策のポイント
- 貴重品は取り出しやすいところに
- 予備のメガネを玄関に
- ポリタンクやバケツを準備しておく
- サランラップの予備を準備しておく
貴重品は取り出しやすいところに
貴重品を家具の多い部屋とか押入れの奥の方に入れていると避難するときに取り出せないという事態に。
家具が倒れて複雑に重なり合っていたり火事になった場合、部屋の奥とか押入れにある貴重品を取り出すのはほぼ不可能だそうです。
なので、貴重品は玄関や家具が少ない部屋に置いておくようにしましょう。
https://twitter.com/jpkidz/status/1157961615985106944?s=20
予備のメガネを玄関に
神戸の震災のときに就寝中だったから眼鏡がどこにいったかわからなくなって本当にこまってた知人がいる。
その話を聞いてから玄関の下駄箱に予備を入れてある。 >RT— りょんりょん(美味しい酒がある幸せ) (@sakiryon) May 19, 2014
視力の悪い人が裸眼で避難するなんて危険すぎます。
予備のメガネ、もしくは古くて使わなくなったメガネでもいいと思うので玄関に置いておきましょう。
古くて度数が低いメガネでも裸眼で過ごすよりマシですよね。
ポリタンクやバケツを準備しておく
断水になるとトイレや手を洗うときなど生活用水の確保が重要。
給水車に水をもらいに行くときにポリタンクやバケツは必須のようです。
水を蓄えるポリタンクも日頃から用意しておいたほうが良いだろうな。いざ震災が発生し調達しようとしても、店舗・店員も当然被災している。店員が居たとしても停電でレジは稼働しない。仮に売ってくれたとしても人々はそこに殺到し、入手が難しい。 #19950117
— T.Sashihara (@tsashihara) January 16, 2010
最近は水で流さなくていい非常用トイレもあるみたいですよ。
サランラップの予備を準備しておく
https://twitter.com/boc_banao/status/720597659485011968?s=20
停電時にサランラップが大活躍したという話は有名です。
お皿に使ったり、止血に使ったりできるそう。
普段から備蓄しておくと安心ですね。
我が家で決めた災害ルール
我が家で災害について話し合ったときに決めたことが2つあるのでご紹介します。
我が家のルール
- 夫婦でお互いの携帯番号を暗記する
- 離れているときは自分が生きることに専念する
まず1つ目は「携帯番号の暗記」です。
私は主人の携帯番号を暗記、主人は私の携帯番号を暗記しています。
離れているときに災害が起きて、自分の携帯の充電が切れていたり紛失したりして使えなかったときのために暗記しました。
自分の携帯が使えなくても、人に借りたり公衆電話を使ったりで連絡する手段はあると思うので。
5分くらいブツブツ繰り返してれば簡単に暗記できますよ!
そして2つ目は「離れているときは自分の命を守ることに専念する」です。
家に帰ることも連絡を取ることもできないような状況だったら、相手を信じで自分の命を守ることだけに専念しようと約束しました。
何十キロも歩いて家に帰ろうとしたり、ひたすら相手を探し回ったりして体力を消耗しない。
自分は近くの避難所に逃げて状況が把握できるまでその場で自分の身を守ろうね、という話し合いをしました。
年に1回くらい、お互いに約束忘れてないよね?!って確認し合ってます(笑)
さぁ、「備え」を始めましょう
「備え」って面倒ですが、一度準備してしまえば後は毎年年末に見直すだけでいいです。
1度やっちゃえば後は楽なので、後回しにしている方はさっさとやってしまいましょう!
動き出すコツは「いつ準備するか」決めてしまうこと。
できれば、今日か明日もしくは今週末にしてください。
そうやって決めないとズルズル後回しになってしまいますからね!
災害はいつ起こるか分かりません。
家族そして自分のために早めに備えておきましょう。
では、今回は以上です。