本ページは2020年9月時点のものです。
最新情報は平石クリニックのHPをご確認ください。
平石クリニックでNIPTを受けました。今回の記事ではその体験談をお話しします!
平石クリニックでは妊娠10週0日から受検可能です。
私は妊娠11週3日のときに検査を受けてきました。
では早速、体験レポをお話しします。
数あるNIPT実施施設の中から、なぜ平石クリニックを選んだのか?
平石クリニックの利点はいくつかありますが、個人的に決め手となったポイントは以下の3つです。
- 検査結果が陽性の場合、羊水検査を自分の好きなクリニックで受けられる。
- 微少欠失検査の場合、世界的にも有名なベリナタ・ヘルス社の検査が受けられる。
- 予約日当日であっても採血前ならキャンセル料がかからない。
NIPTで良く名前を聞く八重洲セムクリニックやヒロクリニックとも迷いましたが、以下の理由で平石クリニックに絞りました。
- 八重洲セムクリニック:陽性だった場合、羊水検査を八重洲セムクリニックで受けなければならない。
- ヒロクリニック:国内検査にやや不安を感じる。
陽性だった場合、私は通っている産院で羊水検査を受けたいと思っていたので八重洲セムクリニックは却下。
続いてヒロクリニック 。
NIPTは熟練した技術が必要という話を聞いたことがあります。
個人の感覚にはなりますが、NIPTの実績が少ない日本国内の検査ではやや不安を感じました。
ということで、名の通っている3社の中から私は平石クリニックを選びました。
平石クリニックも基本検査・全染色体検査は国内検査です。なので私は微少欠失検査一択でした。
平石クリニックの予約から検査結果まで
では、平石クリニックの予約から検査までの流れをご紹介します。
予約
ネットか電話で予約をすることができます。
私はネットで予約しました。
予約のメールを送った1時間後くらいにコールセンターの方から電話があり、以下の3点を確認されました。
- 検査予定日の妊娠数週
- 検査コースは決まっているどうかの確認
- 当日は現金orクレジット払いのどちらを予定しているか
コールセンターの方はとても親切で受け答えもしっかりしていて、疑問点や不安に感じていることも気軽に聞けそうな雰囲気でした。
印象がとても良かったです。
ポイント
平石クリニックは予約日当日であっても採血前ならキャンセル可能なので、予約が埋まる前にとりあえず日程を押さえておくと安心できます!
コールセンターの方からも予約確認の電話の際に「いつでもキャンセル可能ですのでご安心ください」と言っていただけたので、もしキャンセルすることになっても気軽に言えそうな感じです!
羊水検査は受ける医療施設により実施期間が異なります。また検査結果が出るまでに2.3週間かかるので、そういったことを考慮して早めにNIPTの日程を押さえておいた方が安心です!
検査の流れ
私は六本木にあるNIPT平石クリニックで検査を受けました。
場所は六本木交差点、ALMONDが入っているビルの3階です!
当日の流れはこんな感じでした。
- 同意書の記入
- 医師から検査概要の説明を受ける
- 採血
平日だったせいか、所要時間30分ほどで終えることができました!
検査概要は院長の平石先生から。
とても丁寧に分かりやすく説明してくださり、最後に笑顔で「頑張ってね、お幸せにね」と言っていただけてなんだか温かい気持ちになったことを覚えています。
ちなみに、採血のお部屋は清潔感のある個室でした!
お会計
平石クリニックの検査コースは以下の3つから選べます。
コース |
検査内容 |
費用(税込) |
基本検査 |
・13,18,21トリソミー検査 ・性染色体検査 |
198,000円 |
全染色体検査 |
・13,18,21トリソミー検査 ・性染色体検査 ・全染色体検査 |
231,000円 |
微少欠失検査 |
・13,18,21トリソミー検査 ・性染色体検査 ・全染色体検査 ・微少欠失検査 |
253,000円 |
全染色体検査とは
基本検査である13番、18番、21番を含む1番から22番までの染色体のトリソミー検査になります。
常染色体は国際統一命名法で、長い(と考えられた)順に1から22まで番号が振られたが、今では、実は長さの計算が違っていたことが判明したが、番号は変えずに呼ばれています(21番と22番染色体の長さは逆になっています)。
13番、18番、21番以外の染色体に異常があった場合は、遺伝子数の多い染色体疾患に当たる為、出生前に淘汰され出生に至らないケースが極めて高いです。しかしながら、モザイク型(正常な染色体と異常のある染色体が混在する状態)である場合はごく稀に出生に至る事があります。出生率は低いながらも0%ではありません。
平石クリニックHPより抜粋
微少欠失検査とは
トリソミー検査では検知できない、染色体の微細な欠失を検査します。
染色体の長い方を長腕(q)、短い方を短腕(p)といい、例えば1p36欠損症とは、1番染色体の短腕、36領域が欠損している疾患になります。微小欠失検査で検出できるのは下記の染色体異常になります。
- 1p36欠失症候群
- 4p欠失症候群
- 5p欠失症候群
- プラダー・ウィリ症候群
- アンジェルマン症候群
- 22q11.2欠失症候群
平石クリニックHPより抜粋
私は微小欠失検査コースを受けたので税込み253,000円の支払いでした。
NIPT検査結果の通知
検査結果はメールで届きます。
私は、検査した日の翌日から数えて5日目に届きました。
検査結果は英語でしたが、日本語の結果説明書がついてくるので問題ありませんでした。
(説明書があっても不安な方は、電話で問い合わせすれば説明してくれるそうです!)
私は結果が全て陰性だったのでこれで終了となりましたが、認定遺伝カウンセラーによる電話相談なども希望すれば受けられます。
私は微少欠失検査コースを選択しアメリカで検査をしたため結果が英語でした。基本検査や全染色体検査は国内検査なので結果は日本語の可能性があります!
平石クリニックでNIPTを受けた感想まとめ
今回は、平石クリニックでNIPTを受けた体験談をお話ししました。
費用はそれなりにかかりましたが、ベリナタ・ヘルス社の検査が受けられ安心することができました。
また期間限定サービスかもしれませんが、コロナ禍なので移動中の感染リスクを減らすためにタクシー代の補助(上限5,000円)があります。
妊娠中ということもあり極力電車には乗りたくなかったので、新宿⇄六本木間の往復をタクシー移動できたのはとても有り難かったです。
では、今回は以上です。