こんにちは、しおりです。
さて、厚生労働省が行なっている労働者調査によると、労働者のうち約3割の人が職場の人間関係に強いストレスを抱えていると回答していることが分かりました。
さらに対象者をパートタイムの方に限定した場合、回答結果は4割に増えました。
つまり、女性の多い職場では人間関係に悩む人が多いということが分かりますね。
確かに、女性がこぼす愚痴は「仕事内容」よりも「人」に対する愚痴の方が圧倒的に多いので、このアンケート結果はまぁ納得といったところでしょうか。
私も昔、職場の人間関係にとても悩んだ時期がありました。
めちゃくちゃ性格の悪い50代の女性がいて、いじわるされたり陰口言われたりしてました。
まぁ、当然みんなからその人嫌われてたんですけど。
でも、職場の中で「みんなもあの人苦手だよね」って暗黙の了解があったとしても、その人が同じ空間に存在する以上、ストレスが消えることはありません。
ほんと悲しいことですよね。
さて少し前置きが長くなりましたが、今回は仕事の人間関係が最悪なときの対処法について記事にしてみます。
嫌いな人との戦いに勝利はない
嫌いな人との間でMAXにストレスを感じるのは相手と戦おうとしたときです。
- あの人の発言が間違いだったことを証明して、ギャフンと言わせてやろう!
- こっちに仲間を増やして、あの人に自分が嫌われていることを気づかせてやろう!
あまりにも腹がたつと、いつの間にかこんな黒い奴になってしまうことも。
作戦が上手くいったとしても、決して気分が良いとは言えませんよね。
このように、嫌いな人と戦いに挑んでもメリットは1つもありません。
それどころか、外から見ていた人からの信頼を失ってしまうというデメリットを生んでしまう可能性もあります。
嫌いな人のせいで自分まで職場で嫌われ者になっちゃったら最悪ですよ
では、どんな対処法が効果的なのでしょうか。
答えは1つしかありません。
完璧にスルーすることです。
・まずはスルースキルを身につけよう
職場で嫌いな人がいてもストレスを溜めないために唯一できることはスルースキルを磨くことです。
- できるだけ相手の行動を見ないようにする
- 会話は「そうですね」「そうなんですか」で済ます
まずは、上記2つを徹底しましょう。
不思議なもので、人間は嫌いな人ほど相手の行動を気にしてしまいます。
見てるだけでイラつくのに、ついつい監視してしまうんですよね💦
でも、これがストレスの元なので排除する努力が必要です。
「視界に入れない」
「会話は最小限に」
これを徹底すれば、だいぶストレスは緩和されるはずです。
しかし、相手をスルーするスキルだけ身につけても、正直言って根本的な解決は難しいです。
その理由は次で説明します。
・自分の感情さえもスルーするスキルが必要
どんなに頑張って嫌いな人との距離を取ったとしても、同じ職場にいる以上その人に対するストレスがゼロになることはありません。
ウザい人ってしつこいですから。
あなたが避けていると、わざとうるさくつきまとってくる可能性もあります。
このような状況でもストレスを感じないためには自分の感情をスルーするスキルが必要です。
まず、ストレスがどのようにして生まれるか深掘りしましょう。
- イライラを抑えられなくなると職場でつい陰口を言ってしまう
- 一度陰口を言い始めたら止められなくなる
- 共感してくれない仲間のことがちょっと嫌になってくる
- だんだんと愚痴っている自分が嫌になってくる
- 仲間までも嫌になり始めていた自分にガッカリする
そう、最終的に自己否定を始めるという最悪の結末!
①のスタートを切ってしまうと途中で止めることができなくなりますよね。
なので、スタートを切らないことが重要。
そうするためには自分の中に生まれた負の感情を自分自身でスルーするしかありせん。
ハッキリ言ってめちゃくちゃ難しいです。
私には無理でした。
でも、うちの主人はこれができる人です。
一瞬イラッとしても「この人も人間だしな」と思ってすぐ切り替えられるそうです。
主人の言ってることは理解できるんですけど、私はどう頑張ってもスルーできませんでした。
男女の差もあるかもですね。
男性ってそもそも感情的にならない人の方が多いですから。
「職場を変える」という選択肢を持った方がいい
感情コントロールを試して上手くいけばいいですが、女性にはなかなか難しいですよね。
正直にいうと、今の職場で上手くやる方法を試行錯誤するよりも思い切って環境を変えてしまうのが一番いいと思います。
ちなみに、私は新卒から10年間某大手金融会社に勤め、年収は520万ほどありましたが、対人関係のストレスが原因で退職しました。
安定した収入を捨てたけど、今はとても幸せに暮らしています。
・「どこの職場にも嫌な人はいるよね」っていうのは嘘
ガールズトーク中に職場の愚痴になると最終的には「まぁ、どこの職場にもそーいう人いるよね」という結論になりがち。
このせいで「我慢しなきゃいけない」と思い込んでしまっている人が多いと思います。
確かにどの職場にも「合わない人」はいるかもしれません。
でも、今あなたが嫌いで仕方ない人と同じくらい性格の悪い人がいる可能性は低いですよ。
アホみたいに仕事覚えさせられる会社やけど、人柄が良い人ばかりやし、ミスしても怒鳴ったりする人なんて1人もおらんし、間違えや失敗しても責める人なんておらんし、新入社員でも入社した月から有給あるし、慰安旅行タダで行けるし、BBQもやるし、最高な職場に入った。恵まれてるな
— つっきー (@sakura_i_02) May 30, 2020
https://twitter.com/himewakamaru/status/1002140004859109378?s=20
https://twitter.com/Yume777Dream/status/1263479818617851905?s=20
こんな風に転職して良い環境に恵まれてる人もたくさんいます。
冒頭で「厚労省の調査では労働者のうち3割が人間関係に強いストレス抱えている」という話をしましたが、逆を言えば7割の人が「人間関係のストレスはそんなに感じていない」と答えたことになります。
なので「どうせ転職したって嫌な奴はいる」と思い込まない方がいいですね。
・環境を変えるだけで、幸せを感じるようになる
私は仕事を辞めてから、すごく幸せです。
ストレスを感じないと当たり前の生活がとても幸せだと思えるようになりました。
旦那や家族に優しくできるし、新しい仕事にも前向きに取り組めています。
そして、そんな自分が好きだと思うようになりました。
思い切って環境を変えたことで、自分のことが好きでいられる人生を手に入れることができました。
あの時、辞めると決断した自分に花丸あげたいくらいです。
まとめ:無理して働くのは辞めよう
仕事を辞めるって割と勇気が必要ですが、世の中には仕事なんてたくさんありますよ。
私は嫌いな人と顔を合わせてイライラしていたときのことを思い出すたびに心から辞めて良かったと思います。
自分を変えたいなら、動き出しましょう。
では、今回は以上です。
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