妊活・不妊治療

体外授精の体験談【採卵編】

2020年4月15日

本格的に不妊治療を始めて9ヶ月。

  • タイミング法 4回
  • 人工授精 4回

を試しましたが、残念ながら妊娠には至らなかったので2020年4月から体外受精にステップアップしました。

 

この記事では、私が採卵したときの体験談をお話しします。

 

私の体験談が、少しでも同じ悩みを持つ方の治療の参考になれば幸いです。

 

クリニックによって考え方や治療法は様々なようですので、参考程度に読んでいただけると助かります。

 

採卵までのスケジュール

生理2日目:最初の内診

4回目の人工授精のあと、「次は体外受精なので、生理がきたら1日目〜3日目の間に受診してください」と言われていました。

 

残念ながら生理がきてしまったので、生理2日目に受診しました。

 

生理中だし内診はしないよね。今日は、体外受精の説明を聞くだけかな〜?

shiori

 

なんてぼんやり思っていたら、まさかの処置室に通され「下着を脱いでお待ちくださーい」と。

 

あまりにもびっくりして「生理だけどいいんですか?!」と言ってしまったのですが、看護師さんからは笑顔で「大丈夫ですよ」と返ってきました。

 

一番出血量の多い2日目だったので、診察台に座ってから先生が来る間もダラダラ出血しちゃってて・・・

 

「めちゃめちゃ汚しちゃってるけどいいのかな😭」

 

と申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

もちろん先生は慣れているので、私の出血なんかには全く動じず。

 

超音波検査が終わったあと看護師さんが血を拭いてくれるんですが、それもなんだか申し訳なくて😭

 

終始そわそわした内診でした💦

 

生理2日目から採卵前日まで:注射と内服

生理2日目〜採卵前日まで、たくさんのたまごを育てるために薬漬けの日々でした。

 

薬は注射と内服薬です。

 

①注射について

注射は2種類使用しました。

  1. 生理2日目〜採卵2日前まで:HMGという排卵誘発剤を注射
  2. 採卵2日前:HCGという卵胞を成熟させるための注射

 

注射は、自己注射か通院のどちらかを選択できるようになっています。

 

自己注射

・指定の時間に自己注射の練習が必要
・自己注射指導費用3,000円がかかる

 

通院する場合

・休診日は別の病院で注射する
・別の病院で注射する際、手数料1,000円がかかる


(※あくまで私の通っていたクリニックでの条件になります。)

 

私は自分でできる自信がなかったことと、ちょうど仕事をしていなかったというのもあって、通院する方を選びました。

 

②注射の痛みは?

インフルエンザの予防接種みたいな感じでチクッと痛みます!

shiori

 

打つ場所は、腕以外にお腹やお尻などでもいいようです。

 

私は最後まで腕に打ってもらっていましたが、看護師さんいわくお腹に打つ方が痛みが少ないみたいです。

 

もちろん、腕に打ったりお腹に打ったりと部位を変えることも可能です。

 

③内服薬について

以下の3種類のお薬を飲んでいました。

  • レルミナ
  • フェマーラ
  • ボルタレン

 

正直に言うと、飲んでいる間はどういった効果のあるお薬なのか全く分かっていませんでした(笑)

shiori

 

ググってみたのですが、フェマーラは排卵誘発剤、レルミナとボルタレンは排卵防止薬のようです。

 

<ご参考>採卵までのスケジュール表

注射や内服のスケジュールを表にしてみました。

 

ご参考までに。

生理から 注射 内服 備考
2日目 HMG 採血
3日目 HMG
4日目 HMG
5日目 HMG
6日目 HMG
7日目 HMG 採血
8日目 HMG レルミナ
9日目 HMG
10日目 HMG レルミナ 
フェマーラ
採血
11日目 HMG フェマーラ
12日目 朝:HMG
夜:HCG
レルミナ
13日目 ボルタレン

 

卵胞の成長について

生理から7日目と10日目のときに、超音波検査があって、どのくらいたまごが育っているか確認しました。

 

生理から7日目の診察
・右:8個
・左:3個

生理から10日目の診察
・右:9個
・左:5個

 

最初は11個で少ないと思って落ち込んでいたんですが、3日後の診察で3個増えていて安心しました。

shiori

 

ちなみに、卵巣が腫れているので超音波が結構痛かったです💦

 

採卵日当日のレポ

・注意点

採卵にあたっての禁止事項は以下の通りです。

 

注意点

・前日23時から採卵終了までは絶飲食(水もNG)
・顔色が分かるようにメイクは薄めで
・コンタクト禁止
・アクセサリーは外すこと

 

朝、水を飲むのもNG!口が乾いたらゆすぐくらいならOKと言われました。

 

・採卵までの流れ

8:00にクリニックへ。

 

着いたらまず採卵着に着替えてキャップを被ります。

患者のイラスト

ドラマで見たこんな感じの格好をしました!

shiori

 

そのあと、リカバリールームのベットで点滴をしながら15分くらい待ちました。

 

手術室に入ったら、まず培養士さんから挨拶があります。

 

このとき心の中で「どうか、たまごちゃんをよろしくお願いします😣🙏」と培養士さんにお願いしました(笑)

 

そしてその後は、あっという間でした。

 

看護師さん4人くらいに囲まれて腕や腰を固定され、静脈麻酔が入るとすぐに意識が遠のいていき・・・

 

次に意識が戻ったのは、肩をトントンされて「終わりましたよー」と声が聞こえたときでした。

 

リカバリールームのベットにいました。

 

手術室にいたはずなのにどうやって移動してきたのか・・全く記憶がありません。

 

寝て起きたら終わってた・・という感じでした

shiori

 

麻酔は局所麻酔静脈麻酔を選べました。

私のクリニックでは局所麻酔5,500円、静脈麻酔20,000円でした。

 

ベットで20分ほど休んで着替えたあと、看護師さんから以下の説明を受けて終了です。

 

  • 採卵数の報告
  • 今後のスケジュールの説明
  • 抗生剤の処方

 

お会計を済ませたとき、ちょうど10:00前くらいでした。

 

・採卵の個数は?

15個くらい(曖昧です)取れたようなんですが、空砲が多く結果は6個でした。

 

採卵後の身体について

・卵巣は晴れた?いつまで?痛みは?

採卵後にあらわれた症状は腹痛と頻尿でした。

 

採卵当日
お腹に傷ができたような刺す痛み。
動くと結構痛かったです。
頻尿がひどくて夜中1,2時間おきくらいにトイレで目覚めました。

採卵翌日
お腹の痛みは刺す痛みから鈍痛に変わりました。
そして、お腹がすごく張っていて体を動かすのも辛かったです。
頻尿も治らず、1日中トイレに行っていました。

採卵から2日目
お腹の痛みや張りは、だいぶやわらぎました。
たまに鈍痛があるくらいです。
そして頻尿は止まり、通常モードになりました。

採卵から3日目
3日目で完全に症状が治まりました。

 

身体の辛さは、採卵翌日がピークでした。

 

採卵翌日に買い物がてら外出したんですが、歩いているとどんどん症状が重くなっていたので、採卵翌日は安静にしておく方がいいと思います。

 

まとめ

以上が私の採卵までの体験談になります。

 

この記事に辿り着いて下さった方が、我が子を抱ける日が来ますように。

 

そして、どうかその想いが報われます様にと願っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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