こんにちは、しおりです。
今回は、SNSで繋がった妊活仲間に救われた話を記事にしたいと思います。
この記事を書いているのはこんな人
妊活中は否定も肯定もせずただ共感し合える仲間が必要
妊活中に一番しんどいのは、どんどん汚れていく自分の心との戦いです。
競争心から生まれる妬みや嫉妬。
そして、そんな自分を俯瞰で見て呆れて自己嫌悪。
例えば、妊娠している友達とは会うのが怖くなって距離を置いちゃったりしますよね。
こんなの自分勝手で最低だなって分かってるんですよ、でもそうしないと心が潰れてしまいそうになるんです。
こんな風にどんどんブラックになっていく自分を必死で元の自分に戻そうとする、この自分との攻防戦が一番キツイ。
そんなとき唯一の救いは、私のことを否定も肯定もせずただ共感してくれる人の存在。
私の場合、それは旦那でも親友でもなくSNSの妊活仲間たちでした。
今同じように苦しんでいる人としか共感できない
私には心から気を許せる幼馴染がいます。
彼女は不妊治療をして体外受精で子供を授かり、出産しました。
私にとっては一番身近な不妊治療の先輩です。
ある日、彼女とのランチ中に「知り合いが急にデキ婚しちゃってさ。苦労を知らないなんてズルイって思っちゃったよ」とポロッとブラックな自分をさらけ出してしまいました。
このとき、私が求めていたのは「そういうとき、辛いよね。」という共感の言葉でした。
けれど、彼女から返ってきたのは「そんな風に人と幸せ比べても意味ないって!」というお叱り。
急に真っ暗な部屋の檻の中に入れられたような、そんな気分になりました。
同じ経験をした人だからこそ愚痴っても受け止めてくれるんじゃないか、たまには愚痴らせて!っていう想いで吐き出した言葉だったのにその気持ちを理解してもらえなかった。
人と幸せを比べたって意味ない、そんなこと言われなくたって分かってるのに。
辛い不妊治療を経験した彼女でも出産してステージが変わってしまうと当時の感覚を忘れてしまうのか、と。
敢えて書きますが、彼女は何一つ間違っていないです。
それも理解できています。
でも、彼女は何も間違っていないけど私の心は救われなかった。
この経験で私が本音を吐き出していい相手は「今、現在進行形で同じ境遇の人」だけなんだなと思ったのです。
SNSの妊活仲間に救われた
私を救ってくれたのは、旦那でも親友でもなくSNSの妊活仲間たちでした。
インスタで妊活アカウントを作り、たくさんの妊活仲間と出逢いました。
そこには私が望んでいた「今の自分と同じ境遇であり、お互いのことを否定も肯定もせずただ共感し合える人」がたくさんいました。
同じ境遇の人たちと、慰め合う、励まし合う、そんなやりとりで何度も心が救われました。
私と繋がって下さった皆さんに心から感謝しています。
もし心が疲弊して苦しんでいる人がいるのであれば、SNSで同じ境遇の仲間を探して繋がるといいですよ。
でもSNSの使い方には注意が必要
SNSで共感し合える仲間を見つけることはとても良いことです。
だけど、SNSには見たくない情報(妊娠報告とか)もたくさん転がっています。
SNSに依存しすぎたり使い方を間違ったりすると逆にメンタルやられる可能性もあるので、そこは注意が必要です。
疲れているときは見ないようにする等、自分に合ったSNSルールも必要なのでお忘れなく。
では、今回は以上です。