1年前、私は新卒から10年間勤めていた某大手金融会社を退職しました。
入社7年目くらいから辞めたい病にかかっていましたが、年収が520万くらいあったのでなかなか退職に踏み切れませんでした。
しかし、ついに10年目でストレスMAXだったOL人生に別れを告げました。
今回の記事では、仕事を辞めたいと思っているけどなかなか勇気の出ない人に向けて、私の体験談をお話ししたいと思います。
目次（クリックすると読みたい部分まで飛べます）
私がなかなか辞められなかった理由
- 会社には不満を持っているけど、今より条件の良い仕事が見当たらない
- 安定した収入がなくなるのが怖い
- 周りの同僚も不満を漏らしているけど何だかんだ言って辞めない
- 30歳を超えらた転職活動は難しそう
これが退職前の私の本音。
見えない不安と収入がなくなることへの恐怖で、なかなか退職を決断できませんでした。
でも、もし「辞める前に感じていた不安を今感じている？」と聞かれたら、即答で「No」と答えます。
極論、30歳オーバーでもバイトで生活できますよね。だから何も怖くないです。
仕事を辞めることで解放されたこと【メンタル面】
- 上司に会わなくていい
- 嫌いな先輩とも会わなくていい
- 満員電車に乗らなくていい
- 大量の業務に追われなくていい etc
辞めてから解放されたことなんて、正直あげたらキリがありません。
が、その中でも特に解放感の強かったことを3つご紹介します。
・ストレスから解放
- 上司から無茶な仕事を振られる
- 仕事ができない先輩や後輩にイライラする
こんな生活が続いて、帯状疱疹や蕁麻疹が出たこともあります。
帯状疱疹が出たとき、ストレスの相手だった先輩に「大丈夫ぅ〜？」って言われて発狂しそうだったのを今でも覚えてます（笑）
蕁麻疹は慢性化して何年も薬を飲んでたんですけど、辞めたらピタッと治りました。
ストレスは本当に身体に良くないんだなということを身をもって実感しました。
・睡眠不足の解消
ストレスと疲れのせいで寝付きが悪くなり、平日は常に寝不足でした。
「明日も仕事だし寝なきゃ」って思うと余計眠れなくなる・・当時はこれがかなりキツかったです。
もちろん、今は毎日ぐっすり眠れています。
ホントに睡眠は大事です。
・無駄な人付き合いがなくなる
嫌いじゃないけど、好きでもない人との付き合いが結構しんどかったんですよね。
仕事帰りや休みの日に女子会に誘われたりとかして。
ふとした時に「この人と学生時代に出会ってたら友達になってたかな？」とか考えちゃうんですよね。
こんなこと考えちゃうような相手との付き合いなんて超無駄ですよね。
お金で困ることはない【金銭面の不安を解消】
辞める前に一番不安なのは金銭面ですよね。
本気で辞めたいのなら、その不安を先に解消しておきましょう。
・失業保険をもらえる
会社を辞める前に失業保険をいくらもらえるか確認しておけば安心です。
まずは近くの役所に電話で聞いてみるのが一番ラクです。
「退職予定なのですが、失業保険はいくらもらえますか？」と聞いてみてください。
退職した後はハローワークに申請しましょう。
ハローワーク 雇用保険手続きのご案内
・仕事辞めると結構節約できる
会社辞めてから気づいたんですが、結構節約できました。
節約できたもの
会社用の洋服代
コンタクト代
化粧品代
食費
携帯代（格安SIMに乗り換え）
人にもよると思いますが3〜5万くらい節約できますよね。
働いていた時は何かと散財していたので、浪費グセも解消できましたよ。
・不安になったらアルバイトをすればいい
すぐに転職する気になれないなら、バイトもアリだと思います。
生活に困らない程度のお金はバイトで十分稼げます。
気晴らしにお洒落なカフェでバイトとかもいいですよね。
贅沢しなくたって幸せです
寝るところがあってご飯が食べられたら、充分幸せですよね。
当たり前の幸せに気づけば、今の仕事にこだわる必要ないと思うんです。
ストレス溜めながら稼いだお金で贅沢することが幸せだとは思えません。
繰り返しますが、世の中にはたくさんの仕事があります。
生活に困らない程度のお金を稼げて、かつ無理せず低ストレスで働けるところを探してみましょう。
・決断しないと進めない
私もそうでしたが、多くの人が辞めたいと思いながらずるずる働き続けています。
それは、辞めることを決断していないからです。
決断して動き出す、これが大事です。
辞めると決めたら、退職に向けて動き出すしかないのです。
今流行りの退職代行を使えば、明日から会社に行かなくても辞めることだってできますよ。
半年後に辞めようとか言ってると絶対辞められないですよ。辞めるなら、すぐ決断して今月末で辞めましょう。それくらい思い切って動かないと人生は変えられません！
心身が崩壊してからでは遅いですよ。
仕事より自分の人生の方が大切です。
では、今回はこのくらいにしておきます。